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この危機の時代に〜ショー、ビジネス、そして音楽−3月後半

Martes 7 de abril de 2009, por ebita

Marzo 2009: Show, business y musica
Original es
イラスト W oznia k

この危機を切り抜けるために、ラジオ・チャンゴもまた、自分たちにできることをしようとしている。GatsやTercera Viaとともに、今までとは違う音楽フェスティバルという計画の実現に向けて動いていて、このフェスは6月末、もっと正確に言えば6月26、27、28日にプラット・ダ・リョブレガット(バルセロナ)において開催の予定だ。

僕たちがやろうとしているのは、ベルギーで8年前から行われているフェスティバル・エスペランサ! Festival Esperanzah!に着想を得た一味違ったフェスティバルだ。僕たちのフェスティバルは、多様なジャンルやスタイルを取り入れ、開場時間を早めることで、様々な年代の観客が混ざり合い、交流できる場となり、賑やかなフェスティバルの雰囲気の中で、お互いに尊重し合い連帯感を持ちてるような環境を提供し、様々な組織やNGO、ボランティア、アーティスト、観客といった参加した人々が3日間に渡って一体となることを可能にするもの。その目的は、考えや意見、現実の認識を交換し、楽しい時間を共有することだ。僕たちはが思い描いてるのは、通常行われるフェスティバルとは正反対のものだ。そこでは、観客が観客であると同時に主役でもある。音楽、講演、料理、映画、子供のためのスペースといったプログラムに演奏者たちと対等な関係で参加し、ともにそれを作り上げていくことで楽しむ…。

音楽に関しては、すでにLos Van Van, Tiken Jah Fakoli, Keziah Jones, SMOD, Los Chichos, La Pegatinaなどの参加が確定していし、これからサプライズも届くだろう。僕たちは現在もそのために動いているので、引き続きこの先もお知らせてしていく。チケットの発売はもうすぐだ。

チェ・スダカ Che Sudaka、ラ・トロバ・クンフー La Troba Kung Fu 、アンパロ・サンチェス Amparo Sanchez [1]がそれぞれのスタジオで、今から年末までの間に発売されることがほぼ確実な新作を準備している間、僕たちはこの数週間で発売されたアマドゥ・エ・マリアム Amadou et Mariam、レ・ゾグル・ド・バルバックLes Ogres de Barback,、ラ・ペガティーナ La Pegatina、マカコ Macacoの新作を楽しんでいよう。そして、うずうずして待ちきれないOjos de Brujoの新作は発売寸前だ。

ジャーナリストの中にはこれを信じない人がいたとしても、モノ・ロコ [2]の最新作について書かれた音楽評論を見たり読んだりするところでは、(経済の)不況のこの時に、確かに音楽には人々の心や身体を癒す力がにあるのだ。
精神に作用する音楽は、日増しにより自由な形でアクセスすることができるようになっており、多様な形で消費することができる。手頃な値段、時には無料で(これは違法ダウンロードのことではない)、人間がいるところならどこにいても入手することができる。服用量を守る必要はないし、歴史上いつの時代においても、過剰な服用が人間にとって害となる副作用をもたらすことはないことがわかる。時には、衝撃で身動きがとれなくなったり、トランス状態になったり極端な反応が起こることもあるけれども。運転中でもそうでなくても、消費できるし、まどろみを誘発することもあるし、そうでないこともある。
音楽の市場価格は、市場価格の自由が定義するものに最も近いところまできている。つまり、資本によって縛りつけようとしても、音楽はつねに自分の値段を自分で決めるのだ。こういった意味では、逆説的なことに、アダム・スミスの市場自由主義の定義を当てはめることができる商品が存在し、それが音楽なのだ。しかし、どうやって、もっと正確に言えばなぜ、音楽を商品として語るなんてことができるのか? 音楽に価値がありすぎるからだというのだろうか?。価値がありすぎるからこそ、音楽の相場や音の株式市場など存在しない。
伝統と権利に従えば、もし、いつの日にか、音楽株式市場の本部を定めなければならない時がきたら、それはアフリカ、ギニア湾とトンブクトゥの間の失われた土地のどこかに置かなければならないだろう。そこは、コカコーラの瓶が空から降ってくることも、雲やダカールのレースカー隙間から姿を現すこともない魔法の土地だ…。
音楽は多様なことこの上なく、どんなにたくさんの情報組織があったとしても、最も多様な売上げリストから株式指標や売上げトップ50、株式チャートなどを作ろうとしてどんなに多くの人々がどんなに努力したとしても、相場やランキングを日々更新するのは不可能だろう。
もし、音楽をある枠に押し込めようとしても、音楽はすぐに反発して新しい創作になってしまう。ダーウィンにすらこの進化を説明することはできないだろう。そのDNAは継続的な変化にあるのだ。
使用権者の中に99年間の著作物使用料を課そうとしている人々がいるが、音楽の最大の強みは消費期限がないということだ。このことを彼らはどう考えているのだろうか。

Music is not business and must go on.

その上、歴史は僕たちに、危機の時代には芸術的創造性が花開くことを教えてくれているじゃないか。ここに注目しよう!

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Notas

[1] 昨年末に解散したアンパラノイアのボーカルです

[2] マカコ Macacoのこと