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TIKEN JAH FAKOLY- [ティケン・ジャー・ファコリ]

Sábado 13 de agosto de 2011, por ebita

DOSSIER 2006年4月
Mono Lo
Original es

アフリカに対する決意と純粋な愛情

各方面から将来を有望視されているシンガーTIKEN JAH FAKOLYティケン・ジャー・ファコリ、別名Doumbia Moussaドゥンビア・マウサは、同郷のAlpha BLONDYアルファ・ブロンディの跡を追うアフリカン・レゲエの大物新人とみなされている。

ティケン・ジャー・ファコリは、何よりもまずアフリカ大陸と堅く結ばれたシンガーだ。アフリカ、とりわけ祖国コートジボワールにおける政治家の権力乱用や多国籍企業の工作活動を告発するためには、決して時間を惜しまない。コートジボワールで、ウフェ=ボワニ(国を象徴する人物であるが、捨て去ろうとしてきた国家の父というイメージを消すために、彼を批判することをためらわない)政権が終了して以来、ティケンは政治的混乱、人種差別、暴動、経済の衰退、希望の危機を生きてきた。

自らを犠牲にしたこの決意は、彼に数多くの困難をもたらしてきた。暗殺の計画とまでは言わないが、身の危険を感じたことも何度もある。彼は自宅に放火されたことで、亡命を決意した。

彼はレゲエに命を捧げており、そのレゲエが彼の命を救ったことも一度や二度ではない。例えば、ロベール・ゲイ将軍が彼の捜索に乗り出したときのこと。ゲイはコナン・ベディエの独裁政権を倒すことに成功し、「家を掃除すること」を約束していたものの、最終的にはマフィアの多国籍企業の手に落ち、国民に背を向けることとなった。ティケンは、持ち歌「Le Balayeur (一掃された道路清掃人)」において、最後には前任者たちと同じ過ちを繰り返すことになったこの政治家に託した希望を語っている。

レゲエが彼を救ったというのは、彼の音楽が生み出していた友情と尊敬の絆は、マキャベリ的な策略によっても傷つくことがなかったからだ。大統領が彼を黙らせようと決めると、ティケンの自宅には大統領警護に近い数多くの軍人が送りこまれた。ところが、彼らはティケンのレゲエの熱心なファンで、このアーティストの友人となってしまったのだ。彼らこそが、密使が襲撃や誘拐、殺害のために密使が待ち構えていることを知ると、ティケンに自宅で眠らないようにと何度も助言した。そして、ティケンの身を案じて国外に出るように助言したのも彼らだった。友人のコメディアンCamara Hは彼ほど幸運ではなかった。2003年に殺害され、その死については未だに明らかになっていない。その当時彼の友人や家族も数多く命を落とした。

アフリカ人を分断しようとする政治的な動きは全て厳しく批判するティケン・ジャー・ファコリは、飽きることなく“Ivoirité” (コートジボワール人)というばかげた概念との闘いを続けている。コートジボワールとは、フランス殖民者がほんの一世紀ちょっと前に作り出した国であり、この地域には民族の移動やメスティサヘ(混血)がたくさんあったというのに、この国の政治家たちは、国家や政治から近隣諸国の人々を排除するために、コートジボワール人という概念を取り戻そうとしている。

彼らの起源であるマンデ(マリンケ-バンバラ)は、このような国境を越えたメスティサヘと大いに関係がある。マンディンの人々は、ヨーロッパの中世時代を通じて、西サハラから、大西洋やナイジェリアとの国境近くまでを統合し、現在のマリ、セネガル、コートジボワール、ガンビア、ギニア、モーリタニアなどを含む地域を占めていたのだ。

ファコリとは、戦局を決めたカリナの戦い(1235年)においてシャ―マンの王スマオロ・カンテの失脚に貢献した母方の先祖の名前だ。このファコリは、後に平和なマンデ帝国を築くスンジャタ・ケイタから信頼を寄せられていた。「もしもアフリカの人々が自分たちの歴史、権利や義務を自覚していれば、もっと上手く自分たちを護ることができると思っている」と語るティケン・ジャー・ファコリのテキストやメッセージにおいて、歴史は重要な位置を占めており、1999年には「Lección de Historias(歴史の授業)」というタイトルのアルバムをリリースしている。

宗教は、現在のアフリカのもう一つの災厄で彼が非神話化したいと考えているものだ。イスラム教において、ファコリは人々を分断するために宗教が用いる情報操作を避けている。『Allah(アラー)』という楽曲では、平和的な宗教をと共存を夢見る。思い出すのは、とあるインタビューの中で、一神教の宗教はアフリカの人々が常に歴史に記してきた共存を妨げるために、植民地時代に輸入されたものだと彼が語っていたことだ。『Le Pays Va Mal (国は悪い方向に進んでいる)』という楽曲の中で、こう描写している。

かつてはキリスト教徒もイスラム教徒もなかった
でも、今では全てが台無しだ
学生はバラバラ
軍隊はバラバラ
教師はバラバラ
市場にいる母親たちまでもがバラバラだ

ティケン・ジャー・ファコリが私たちに与えてくれるのは、要求を掲げた陽気な音楽を通じて、アフリカの状況を的確に伝える年代記だ。彼のベースとなっているレゲエ、ダブ、スークースといった音楽は、ジャマイカとアフリカを一つにして、普遍的なメッセージをずばりと言い当てる。それによって、私たちは、現在別の経済的奴隷制度モデルを遂行している多国籍大企業によって、包囲され痛めつけられている大陸の現実に近づくことができる。

『En Y’en A Marre (もううんざりだ)』ではこう歌っている:

奴隷制の廃止すると
彼らは植民地化を作り出した
私たちが解決策を見つけると
彼らは会社を作り出した
私たちが状況を告発しているように
彼らはグローバリゼーションをでっちあげた
グローバリゼーションについての説明を始めることもなく
これは私たちを搾取するバビロンなんだ

ティケン・ジャー・ファコリは本名ではない。FAKOLIファコリが祖先であるマンデへのオマージュであるとすれば、JAHジャはいつもボブ・マレイの歌詞を訳してくれとせがんでいたことから子供の頃に付けられたあだ名、そしてTIKENはマンデの言葉で「そわそわした」を意味する“Tieni”あだ名の変形だ。このあだ名は父親がつけたものだが、その理由は誰もが想像できるだろう。

7枚目のアルバム『Coup de Gueule (叫び)』でコラボレーションしているのは、『Tonton d’Amérique (アメリカの叔父さん)』の作詞にも参加しているMagyd Cherfi (ZEBDAの元ボーカル)、『Où Tu Veux Que J’aille』(ティケン・ジャー・ファコリに自国において「好ましくない人物」というレッテルを貼ったローラン・バグボ大統領に捧げたものだ)に参加したMouss とHakim (共にZEBDAの元ボーカル)、Didier Awadi (セネガルのヒップホップの父の父)、そしてPositive Black Soulだ。Dunbar、Shakespeare、Chengのパーカッション・トリオやレゲエ・キーボードTyrone Downieなど、以前のアルバムに参加したミュージシャンも継続して顔を見せている。

ティケン・ジャー・ファコリは私たちに彼の闘いを伝染させ、彼らの民族の歴史を教えてくれる。こうした歴史は、政治色や社会政策への熱心さにはかかわらず、もう一世紀半以上前から自らの土地の豊かさを支配するためであれば、汚職、飢餓、拷問、独裁、差別、搾取、暴力、基本的な自由の剥奪、祖先の文化の否定、情報操作と若者の徴兵などに味方して、何千万人という人々の運命を握ることになんの疑いも持たない政府を持つヨーロッパやアメリカからは、かなり頻繁に無視されてきたものだ。社会主義者と呼ばれたフランソワーズ・ミッテランの遺産や彼の息子が果たした役割についてアフリカで人々に聞いてみるといい。

“Podemos perdonar, pero no vamos a olvidar(赦すことはできる。でも、忘れはることはないだろう)” ティケン・ジャー・ファコリ

ティケン・ジャー・ファコリは、どこから来たのかを知らずに、どうしてどこに行くべきかを知ることができるのかと私たちに問いかける。彼のテクストは解決策を提案するものでなく、問題を提起するものだ。解決策はアフリカの若者たちの手の中にある。彼らに解決策を提案することができれば、平和と調和を手に入れることができるだろう。アフリカの若者が立ち上がれば、とても重要なことを達成することができる。最新作『IKEN JAH FAKOL』の最後の楽曲で希望の徴のように予言している。『Ça va faire mal” (強くなる)』。

ディスコグラフィー

- Les Djelys (1993 Universal - Álbum)
- Missiri (1994 Universal - Álbum)
- Mangercratie (1996 Universal - Álbum)
- Cours d’Histoire (1999 Universal - Álbum)
- Le Caméléon (2000 Universal - Álbum)
- Françafrique (2002 Universal - Álbum)
- Coup De Gueule (2004 Universal - Álbum)
- L’Africain (2007 - Álbum)
- Tiken Jah Fakoly Live a Paris (2008 - Live)

主なコラボレーション

- Africa Wants To Be Free! (2005 - コンピレーション)
- Welcome to Mali Amadou & Mariam(2008 Because Music - Álbum)
- Pitt Ocha au Pays des Mille Collines Les Ogres de Barback(2009 - Álbum)

コンタクト&マネージメント

- Management: assolouma@tiscali.fr
- Escenario: lawrens@garanceproductions.com

関連アーティスト

- Zebda

リンク

- www.tikenjah.net
- www.myspace.com/tikenjah

P.-S.

フジロックでの来日が記憶に新しいAmado & Mariam、Manu Chao とのコラボレーションで『Politic amagni』です。

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