RADIOCHANGO.JP [日本語]
Portada del sitio > EDITO > ハイチを苦しめているもの〜そしてノーベル医学賞は…ドナルド・ラムズフェルドに-2010年1月前半

ハイチを苦しめているもの〜そしてノーベル医学賞は…ドナルド・ラムズフェルドに-2010年1月前半

Domingo 14 de febrero de 2010, por ebita

Enero 2010: Y el premio Nobel de Medicina es para... Donald Rumsfeld
Original
イラスト W oznia k

今年に入って1月の下り坂ぶりといったら、まるでツールマレ [1]の最後の傾斜のようだ。悲観的なムードの中で一年が始まるなんて、まるで、気の抜けたスパークリング・ワインか湿った爆竹、もしくは白黒の花火。2010年はこの10年に一区切りつけて、悲しみにつつまれて次の10年をスタートさせた。僕たちが新しい千年紀に向かう道を進み始めてから、まだほんの10年しか経過していないというのに。唇にはまだあのときに味わった蜜の味が残っている…。新世紀はユーロの救世主となり欧州金融市場の安定を約束するはずだった。病んで危篤状態だった共産主義が資本主義への陶酔によって倒されたのは、遠い昔の記憶というか倒錯した夢のように思えてくる。

東欧において、自由市場を纏った年老いた共産主義の案山子が活力を取り戻している。ウクライナでは、資本主義は失敗だったとまでは言えないものの、オレンジ革命が民衆の期待にこたえなかったことを否定することもできない。ビック [2]からイタリアまで、外国人に対する嫌悪が領土を拡大し、移民たちはより良い世界という夢から目覚めて終わることになった。

まるで神話の中にしか出てこないような規模の災害と向き合っているハイチには、世界中から慈悲が集まっているが、ハイチは自然災害の被害者なだけではない。豊かな国の政府は一様に、インフラの問題が人道的援助を非常に困難な任務にしていると嘆いているが、それは彼らが、他の多くの発展途上国に対してと同じで、ハイチに手を差し伸べてこなかったからなのだ。

熟練した労働力と頭脳の流出が絶え間なく続いてきた。(先進国が)教育を受けた将来有望な若者を略奪するために、こうした国々の発展が妨げられている。これは選択的移民のことを指すが、今までに移民が選択的でなかったことなどあったのだろうか? なぜ、カタルーニャの農村部やアルメリア、南イタリアで移民の“問題”が生じているのか [3]? なぜ、今散々文句を言っている農民たちは、ここ数十年の間何千人という移民を非常に不安定な状態で雇用することをやめようとしなかったのか? それは自分たちのみかんやりんご、ソーセージ、トマト、ズッキーニにMade in EUと貼り付けるためだった。今になって彼らなんかいらないと言っているのは、彼らに提供する仕事がなくなったからだ。不可視のプロレタリアート、容認されている差別は、ヨーロッパの地中海地方において恒常的なものであった。現在、危機が襲いかかってきたために、移民が存在する真の理由が、以前より目に見えるようになっている。労働力として移民のみが重要なのだ。だから今はもう用無しなので立ち去れというわけだ。

これは現代の奴隷制だ。うわべを社会的な地位の向上や機会を与える倫理性で飾っているが、そんなものは決して実現されない。ル・モンド・ディプロマティック(2008年8月号)によると、有資格者のハイチ人の75パーセントが他国に移住しているという。子供の20パーセントしか公教育を受けていないと公言している国において、これは国の発展の遅れが慢性的になることを意味している。

カナダのケベック州は、ハイチのフランス語話者を熟練した労働力として飲み込むことをやめない。これを「他者によって」選ばれた移民と呼ぶ…と“ハイチは存在しない-孤独の200年”の著者クリストフ・ヴァルニーは皮肉を込めて書いている。 主にサトウキビを米国に輸出するために2万5千人の労働者を必要としている隣国のドミニカ共和国は、5年ほど前に移民について再考を行った。この国のサトウキビ生産施設のほとんどは、ハイチの労働者から身分証明書を取り上げ、一日に12時間以上働かせ、水も電気もないバラックにぎゅうぎゅうずめにして、文字通り彼らを奴隷化しているのだ。

ドミニカ人のビチニ、カンポジョ、ファンフルの三家族が砂糖ビジネスを支配している。郊外にあるファンフル家の豪華な邸宅には、ドナルド・レーガン以降、全ての米国大統領がバカンスで訪れている。そしてスペイン国王一家も。候補者の政治色など問題にせず、米国の大統領選挙キャンペーンを精力的に支援しているファンフルは、米国のフロリダに10万ヘクタールの以上の面積でサトウキビを栽培しており、毎年6500万ドル近くの補助金を米国政府から受け取っている。

後半はこちら

:: Mono Lo ::

Notas

[1] フランス側のピレネーにある峠で、スキーリゾートして知られている。

[2] カタルーニャ州にある街。市が居住許可証を持たない移民が市民登録するのを禁じて問題となった。

[3] 南イタリアのカラブリア州ロザルノでは移民排斥に対して、アフリカ系を中心とする移民が蜂起した

Sitio en curso de modificación

Sitio en curso de modificación

Atención: una problema técnico (servidor SQL) impide el acceso a esta parte del sitio. Se agradece su comprensión.